■□小説原稿のレイアウトと送り方□■


まず、お使いの環境によって入稿方法を変えさせていただきます。

・Wordで製作されている場合
 各自でプリントアウトしていただくほか、Wordデータのままメール添付やブリーフケースなどで送っていただければ、コチラで印刷します。
 (ただし、ゴシック、明朝などの基本フォント以外をお使いの場合、フォントデータも一緒に送ってください。)

・その他、フォトショップやイラストレーターなどをお使いの場合
 各自でプリントアウトしていただくことになります。(主催側のPCの環境に対応していないなどの理由です)

>共通事項

・別の用紙に印刷したものを同人誌用原稿用紙に貼り付ける場合、断ち切り原寸サイズはB5なので、用紙サイズをB5に設定してください。
・直接原稿用紙に印刷する場合は、原稿用紙のサイズに設定してください。(方法はデジタル原稿の書きかた参照)
・紙面一面を使った形でも、二段でレイアウトしていただいても結構です。お好きな方でかまいません。
・文章は、絵柄などの判断基準がないので、必ず、一番初めにタイトルとお名前(P・N)を入れてください。


>Wordで作成の方

・wordの機能に、『禁則処理』というものがありますので、句読点などが、行の一番上に来ないようにするなどの設定にチェックして校正すると便利です。
・右ページの上にタイトルを入れたい場合、入れてもらってもかまいません。(入れ方がわからない場合、コチラでお入れしますので、メールなどで言ってください)
・データで渡していただく場合、1ページ目がどちらのページで始まるのかをメールで指定してください。

ここから特に重要です

 用紙サイズはB5で作成していただいておりますが、凸缶。はA5サイズで印刷されますので、82%縮小されます。
 つまり、そのまま印刷していただいたものより、縮小されるので画数の多い文字や太文字のフォントをお使いの場合は、潰れてしまいます。
 目安として、
 
 文字(大きさ)設定 → 12pt〜10pt
 行送り(行間)設定 → 17pt〜15pt

 程度にしてください。
 
 参考までに、10ptで作成した場合、文庫サイズのライトノベル位の大きさで、12ptで作成した場合、ソフトカバーのエッセイなどの本くらいの大きさになります。
 心配であれば、一度、お手持ちのプリンタか近くのコンビニコピー機で82%縮小してみてください。

 データで送られる場合、一度、お手持ちの紙に印刷して、文字にズレがないか(特にルビ機能を使用している場合)確認したうえで、送ってください。
 PC画面上で大丈夫でも、印刷すると予想外なミスが見つかる場合があります。

 印刷したものを送っていただく場合、注意していただきたいことは、
 ・綺麗に印刷しようとして、ファイン紙や高品質紙など、表面が特殊加工された紙を使わないでください。(印刷会社で印刷した時に紙焼けします)
 ・分厚すぎる紙を使わないでください。(原稿用紙に印刷してくださる場合は別)
 ・コンビニでコピーを取った時に使われているような厚みの普通のB5サイズのコピー用紙で印刷してください。(原稿用紙にはコチラで貼り付けます)
 ・デリータ制の同人用原稿用紙をお持ちの場合は、断ち切り枠内に収まるよう、印刷してください。
  (そのとき、綴じ方向にくる文字が断ち切りギリギリでないか確かめてください)

 以上、注意点が多いため、心配であれば、データごと渡していただいてもOKです。
 (ただし、フォントなどをいじると、改行やページにズレが生じるので、その辺は修正の必要の無いようおねがいします。)
 さらに心配であれば、ご自分で印刷いただいたものを原稿の送り先に送って頂いた上に、データでも送っていただいてもOKです。


>フォトショップやイラストレーターで作成の方

 申し訳ありませんが、フォトショップの場合、環境の差(初代ELのため行間設定ができません)があり、当方が持っていないソフトでのデータはお受け取りできなません。
 ですが、サイズなどは漫画原稿と同じですので、この講座のデジタル原稿の制作方法をご参照に、各自で印刷してください。
 挿絵が無い場合の解像度は300もあれば充分ですが、挿絵がある場合、そのページは最低600程度で作成し、網点化されたものを印刷してください。

・フォトショップの場合、解像度が上がるとフォントサイズも変わるので、解像度300の時の10ptと解像度600の時の10ptでは、画面上かなり大きさが変わります。
 挿絵ページと解像度の変わる場合は特に注意してください。
・綴じ方向の文字が見えなくなってしまわないように気をつけて、印刷してください。
・印刷される場合、挿絵が無い場合は、B5原寸でB5のコピー用紙に印刷してください。
・挿絵がある場合は、コピー用紙ではなく、デリータ製の同人用原稿用紙に印刷してください。
・綺麗に印刷しようとして、ファイン紙や高品質紙など、表面が特殊加工された紙を使わないでください。(印刷会社で印刷した時に紙焼けします)

そのほか、印刷に関することはWordで作成の方の印刷上の注意や、デジタル原稿の作成方法の講座をご参照下さい。



以上で解らないことがあれば、遠慮なく掲示板やメールで質問してくださいね。
印刷したものを、送り先に送ってくださる方は、講座の『梱包の仕方、送り方について』をご参照下さい。
それでは、原稿を楽しみにしております!!





>土塚アンソロ実行委員